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紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


【雑記】カロリーゼロ、どきどき

昨日みたことについてなぞ。食料の買い出しをして、スーパーのレジの列に並んだところ、わたしの前にいらっしゃったおじさんのかごの中、ギョッとする数のカロリーゼロの商品。あざやかな色のゼリー数種、黒いパッケージのコーラなど。どれも十個以上はあったのではないかしら。ゼリーで平らになったかご内の尾根を切り崩してコーラを先にお会計。レジの女の手がいらだったようにゼリーをかきまわして、コーラを確保。その後もゼリーを種類ごとにピッピッとして、精算済みのかごにはまた同じようなコーラを柱とするゼリーの尾根が。人は同じあやまちを繰り返し、おじさんは袋詰めのときどうするのかしらん。

さてそのおじさんはといえばなんとも普通の体型でカロリーなんて気にしなくてもよさそうで、しいていえば頭の先がさみしいかしらオット失敬ってな具合なので、手もちぶさたのわたしの頭上にはホワンホワンと思考の雲が出て、このおじさんの家にはお腹を空かせた十五人のカロリーを気にしなければならない体型の兄弟がいるんだろうかとか、いやいや地区の遠足の引率で子どもたちの人数分のゼロカロリーを用意しているんだとかどきどき考えているうちに、おじさんはカードで会計をすませ、「一回払いで」。

前の人に気をとられていたわたしの会計はワンテンポずれていて、レジ係と後ろにならぶ人々の視線が冷たく(まあこれは被害妄想なのであろうけど)、レシートを渡してきた女の指先が妙に詰まって肉々しくて親しみがもてないような気がしながら。わたしはカロリーを買って。