紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


女の子は特別

クリスマスは遅いスーパーに駆け込んで、寿司を買う。われわれはクリスチャンではないからこのイベントとは無関係でいたくて特になにもしない。プレゼントもケーキも鶏の脚もない。ただ、寿司は食べる。戸棚の奥から見つけた缶のアルコールをふたりであけた。

最近好きなブログの話を同居人にした。話をきいてヒナ氏は「面倒くさい女子大生だね」と言った。面白いと思ってした話を深刻にとられて、少しひるむ。それに、わたしも面倒くさい女で、面倒くさいウェブログを記しているのだ。ウシシってなる。しかない。

そのブログを読むたびに彼女がわたしを満たしていく風があって、書いてあることが血液となってわたしを巡り、毛穴からじわじわと染み出るようなそんな感じがする。シャレなのか本気なのかわからないものことは詩のようで、唐突にナンバーワンである。あと、タイトルが最高すぎて、我慢できなくて教えた。笑っていた。これでかれも読むことができてしまう。最高のタイトルをつけられた最高のブログなんだ。よ。

残念ながらBLの趣味というものはないのだけれど、男の子ふたりが仲良かったり友情だったりみたいのは大変に好きなことがある。友情と愛情の境目は曖昧なものなので、これが高じると意識せずともそういうことになってしまうのかもしれない。そうなのかもしれないけど、わたしが好もしいと感じている男子たちについては、誰が何と言おうとこのまま好きだろうな。この譲れない感じ。これがそれなのか。

そんで、二人の中では裏方っぽい方が好きだ。フリッパーズギターだったらオザケンが好きだし、岡本と平床だったら平床で(かれらにはWがいるのだけど)、JDsだったらオオタニくん。神様たちだったら現在わたしといない方のが本当は好もしかったんだ。でもわたしは人を見る目がないから、世間的には間違っているのかもしれない。

今ここで思いつくだけの二人をあげたよ。ただ、コンビというのが重要でかれらが一人で立っていたとしてもそんなに好きにはならなかったんじゃないかと思う。複数でいることが重要なんだ。

でも、女子は女子で、それだけで素敵だ。最高の女の子たちに出合ったときに、自分が女でよかったと思うよ。なんか。彼女たちが素敵なクリスマスを過ごせてたらいいな。