紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


2016-09-26から1日間の記事一覧

小さな生き物

又自分がからつぽである気がして居てもう病氣の様であるが然んな時は少し絵を描く。対象を視ながら鉛筆で少し宛線を展ばしてゐつて、延伸歪曲交叉が像を做る。周圍は靜で用紙に向かつて吸い込まれて行く様な白い午后。砂時計の砂を憶い出させる。 わたくしが…