紙とくまの生活。 忘れるために書く日記。
ことが起こってから、ひと月が経とうとしていた。どうなるかはわからなかった。いや、わかりきっていたのに、迷っていた。真っ暗な中を歩いているような気がしていた。嵐が過ぎ去って、元のようになってほしいと思っていた。自分は何もせず、目をつぶって耳…
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