紙とくまの生活。
忘れるために書く日記。


アナと雪の電脳脳

 

雪、降って、いたづらに雪玉でもつくってみようとするのだけど、実はなかなかうまい丸にはならない。絵にかいたような雪だるま、むずかしい。ニュースで雪像のコンテストみたいなので精緻な雪の芸術をみたりするせいで、雪なぞあつかいやすいものだと思ってしまう。

 

置いておいたものがその場にそのままあることにたまにびっくりするの、たぶん脳が電脳化してるんだと思う。化粧を落とすのとか、電脳脳でやってるとさっとひと撫でで落ちてることになってるんだけど、よく見て! 目の上の立体感、残っていませんか? すっぴんのはずが、お肌がキラキラしていませんか?!?!?! 化粧は(何でもだけど)、落とさないと落ちな―――――い!!!!! のです。

 

頭の中で考えたことが現実と混同されている、なかなか楽しい感じじゃないでしょうか(生活上は困ります)。

 

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飼えませんでした。

『カリオストロの城』、歌舞伎やん説

 

テレビでルパン三世の映画をやっていて、それはもう古典みたいなやつで、お決まりのシーンがある。ネタバレも行きわたればみんな待ち望むのであって、最後のほうの名シーン、「あなたの心を」のくだり、ありますよね。あの場面にむかってわが家のテンションが上がっていって、来るぞ来るぞからのきたーってなって、「中村屋!」って言ったし、拍子木がなって幕がひかれるカラカラという音、聴こえた気がした。あのあとの場面は百年後にはカットされてると思うよ。たのむよ。

 

話の筋はすっかりわかっているからこそ、細かな部分にも目がいって、カット割りとかもおもしろかったし、アニメの動き方とかにつくってる人の楽しさが見えた気がした。楽しかった。『ラピュタ』の「バルス」のところもそうだけど、そうなるのはわかっていて、でもみんな楽しみにしているっていうのはとても歌舞伎的だなと思った。

 

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だそうです。